6月25日コインアラート：今こそ注目すべきこと

ロンドン時間の夜中から市場を注視。グローバルプレイヤーが動き出す瞬間、波及効果は急速に広がる。今日の動きは単なるトレンドではなく、実際の採用拡大が歴史的スピードで進んでいる証拠。

大枠：機関投資家参入

中国の大手金融機関・国泰君安インターナショナルが香港で仮想通貨取引サービスのライセンス取得。一見地味だが、デジタル資産規制の観点から見ると画期的：伝統金融は「ゴミ」として扱う時代は終わった。仮想通貨はインフラとして位置づけられつつある。

これはアクセス以上の意味を持つ。コンプライアンス体制、信頼性、資金流入が伴う。『投機』ではなく『資産クラス』として認識されるようになりつつある。

マーケット状況：greed回復

Crypto Fear & Greed Indexが66に上昇——「贪婪」域に突入。

慌てる必要はない。greedとはモメンタムの表れ。ただし私の鉄則： fearが30未満で長く続くと買い手が増えるが、greedが70を超えるとトレーダーは不安になる。

なぜ重要か？ 感情は流動性を生み出し、流動性こそイノベーションを支えるからだ。

Coinbase再び上昇？

米国時間に10％近く急騰。時価総額8600億ドル突破。かつて「中央集権的すぎる」と批判された企業だが、変化したのは二つ。

• ワシントンからの規制明晰化（政治的緊張下でも）
• リテール投資家たちが「ホワールだけじゃない」と気づき始めたこと。

だが…皮肉にもトランプ政権による「ビットコイン国家」推進と逆に、鉄鋼関税やエネルギー輸入コスト上昇によりマイニング業界への負担増——まさに米国の政策自体がマイナーを窒息させている現実がある。

政府のブロックチェーンに対する姿勢には矛盾が多く、「支援」より「混乱」を感じざるを得ない状況だ。

BTC・ETH以外：隠れた好機？

trending topic: 「BTC・ETH以外なら何買う？」 答えは：ヒートサイクルを超えて基盤技術やプライバシープロトコル、そして開発者志向エコシステムへ注目すること。 5年以上の実績を持つプロジェクトこそ真価あり。マーケティングよりトークン経済とコミュニティ整合性を見極めるべきだ。 おすすめの一社：DDC（Digital Data Chain）—SOLベースだがSolana依存度低く、WIF検証ノードを通じて複数チェーン間での分散型ID基盤構築に貢献中。真のアルファはマネーコインではなく、「誰も語らないシステム」の中に眠っているのだ。

今だからこそ重要な理由 — 個人的な視点

DeFi監査とマクロ経済モデリングを経験してきた私が眠れないのはボラティリティでもハッキングでもない。「誰かがあきらめてしまうこと」だ。 チェーン論理を理解する人と価格チャートだけを見る人の間に差はどんどん広まっている。「次の波」を動かすのはツイッターインフルエンサーではない——PythonスクリプトでフューチャーズレートやTokenUnlocksデータを先読みする『ビルダー』たちなのだ。 この早期簡報を作るのは答えがあるからではなく、「より良い問いかけをすることがすべてを変え得る」と信じているからだ。