ビットコイン・クジラが400BTCを売却 - 市場への影響は?

ビットコイン・クジラが400BTCを売却 - 市場への影響は?

40億円規模の移動

本日03:47 UTC、Lookonchainの調査により、よく知られたクジラアドレス(12d1e4…)がBinanceに400BTC(約40億円)を送信したことが確認されました。これは4月3日から続く計画的ともいえる売却の最新事例で、これまでの売却総額は6,900BTC、平均価格は1BTCあたり約42,000ドルです。

クジラの戦略

注目すべきは売却そのものではなく、その緻密な手法です:

  • 小分け売却: 一度に保有量の5%以上を売却しない
  • 流動性の低い時間帯を選定: OTC取引のようなタイミング
  • 3,100BTCを保持: 急な売り浴びせにも対応できる量

これはパニック売りではなく、機関投資家級のリスク管理を示唆しています。分析によると、彼らの取得原価は2023年初頭の約28,000ドルと推定されます。

今なぜ重要なのか

クジラの残高(3,100BTC)は以下に相当します:

  • 1日のBTC先物オープンインタレストの15%
  • MicroStrategyの最近の購入量の2.7倍

これがETFボラティリティを見越したアルトコインやステーブルコインへの資金シフトであれば、個人投資家も注意が必要です。デリバティブデータのモニタリングを継続します。

プロの視点: クジラウォレットを追跡する際は、*何を*売ったかだけでなく、*どのように*売ったかに注目しましょう。彼らの実行アルゴリズムは価格目標以上の情報を伝えてくれます。

ColdChartist

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